はじめに:
フィンランド国内でインターネットを使用する場合、DNAのプリペイドを使用することが一般的なアプローチになります。R-Kioskiと呼ばれる国中にあるコンビニで購入することができます(ヴァンター・ヘルシンキ空港にもあります)。コンビニでは、
- DNA Rajaton Prepaid, https://kauppa.dna.fi/tuote/p/dna-rajaton-prepaid
- DNA Super Prepaid, https://kauppa.dna.fi/tuote/p/dna-super-prepaid
上記2つが販売されています。どちらも5ユーロほどで購入できます。
DNA Rajaton Prepaid:
- 無制限で電話、インターネットが利用できます。
- 0.99 ユーロ/日
DNA Super Prepaid:
iOS, Androidアプリ上で利用権を購入することで、その時間だけ利用できます。
- 3時間利用: 0.49ユーロ
- 8時間利用: 0.79ユーロ
- 24時間利用: 0.95ユーロ
- 7日間利用: 6.50ユーロ
- 30日間利用: 24.90ユーロ
なお、電話をすることも可能です。
どちらがいいか?:
Rajatonの方が便利ですが、フィンランド国内では無料のwifiが多数ありますので、Superの方が節約できる方が多いと思います。例えば私が住んでいた場所はwifiが無料でしたので、外出するときのみ3時間購入する、1日家にいるときは課金しない、などの使い方をしていました。結果的に、1ヶ月間10ユーロ程度で済んでいます。とはいえ無料wifiがない場合もありますし、セキュリティを気にする方もいると思いますので、個人の判断で選んで良いと思います。
スマホアプリ:
DNAを使う場合、スマホアプリのダウンロードはほぼ必須です。クレカで課金したり、利用可能時間を確認できたりします。事前にアプリをインストールしておけば、ネットワーク環境がない状態でも、課金処理を行うことができるので、使いたいなと思ったタイミングでwebを利用できます。
テザリング:
テザリング可能ですので、1枚買うだけで、スマホとパソコンの両方でインターネットを使用することができます。ただし、スマホがテザリングできる機種に限ります。
SIMカードの種類:
Nano, Micro, 通常サイズ、いずれも使えるようになっています。購入後にサイズを選び切り取る形なので、購入前に悩む必要はありません。なお、2024年現在、おおむね5年以内に購入したスマホのほとんどがNano SIMであることを補足しておきます。